2011年10月29日土曜日

東芝 REGZA Tablet AT3S0


PCにも負けない一覧性の良さ(1,280 x 800ドット)片手で「握れる」ギリギリの画面サイズ(7型、本体379グラム
動画6時間を謳うバッテリー駆動(情報収集ならこの程度ホントに持ちます)

が特徴のAndroidタブレットです。
取説が丁寧ですからAndroid経験の無い方でも安心です。

以下、用途ごと詳しくAT3S0を紹介して行きますが、Androidタブレット故に、
使い勝手が普通のノートPCを超える部分が多々あります

ですが、本体を90度回転させると画面の縦横が自動で切り替わります。
縦長表示なら、掲示板などカラムの細いページの一覧性はノートPCを圧倒します!

スピーカーも、縦長で持った時に左右に来る様、配置されてます。
ヘッドホン端子も付いてますが、Bluetooth 2.1がありますから無線が良いでしょう。

Bluetoothは折りたたみキーボードなどにも利用できますが、
AT3S0の音声入力の認識率は高く、
WEB検索のキーワード入力くらいならキーボード無しでもかなり行けます。

(Androidタブレットで入力に優れると言うと、
  ThinkPad Tablet+キーボード・フォリオ・ケースも視野に入りますが、
  このトラックポイントは光学式で使い難いです。)

は現行Androidタブレットの殆どが採用する10.1型に比べて
初期設定での表示が小さくなる事を意味しますが、〔ドットピッチ0.118ミリ〕
実際にはそもそも、これより画面を大きくする必然性がありません。

これより画面が高精細なノートPCも過去にありましたし、〔VAIO Pは0.114ミリ〕
キーボードに手を置く事で画面との距離が決まってしまうノートと違い、
タブレットは老眼であっても画面を近付ければ済む話です。
(実際、年末に続々登場するHD画面のスマホは、AT3S0比で約1.5倍の高精細です。)

なにしろ、
AT3S0と、9.4型のSony Tablet Sと持ち比べて頂ければ、
片手で持つタブレットを9.4型以上にする事が如何に不自然かは解るハズです。

AT3S0の画面はギラツキが無いのは勿論、
輝度やメリハリ〔コントラスト〕が充分で、
暗い部屋~強い日差しまでの外光をセンサーが検知して上記を自動調整するなど、
「視認性」と「目の疲れ難さ」を両立しています。
(ただし指の滑りを良くする為にも液晶保護フィルムは必要でしょう)

再起動にさえ30秒と掛かりませんから、メールのチェックも苦になりません。
Office文書の閲覧・編集が出来る「thinkfree Office mobile」も付属しています。

googleマップなんかも一瞬で表示しますし、
GPS搭載で、いざとなったらカーナビ代わりにもなります。
(その他、電子コンパス、加速度センサー、ジャイロセンサーを備えます。)

AT3S0が採用するAndroid 3.2では、
多くの機種でH.264/AVC、MPEG-4、WMVの動画形式を再生可能です。
(今後の拡張はVLC media player for Androidに期待です)

AdobeのReaderやFlash Playerも使えますから、
YouTubeなどの動画サイトも楽しめます。
720pだと読み込み処理が重なるだけでカク付く事もありますが、
ローカルに保存(またはキャッシュ)されたHD動画(1,280 x 720)なら
コマ落ちしません。

低画質動画には、くっきり表示機能「レゾリューションプラス」も利用できます。
〔REGZA Tabではソフトウェア的な超解像〕

画面は斜めから覗いても色変化しませんし、
輝度あげれば写真閲覧にも耐える鮮やかさですから、
出先で画像の取捨選択するのに重宝します。
(ちなみに本体WEBカメラは前面が200万、背面が500万画素となってます)

内蔵のデータ容量は32GB(内、初期ソフトは2.6GB占有)ですが、
microSDHCメモリカード(最大32GB、CPRM非対応)まで使えますから、
動画を貯め込まなければ当分、困る事も無いでしょう。
最初から「File Manager」まで入ってますから、
カードを挿せば通知も出ますし、そこへデータを移動できます。

PCと接続する為のUSB2.0ケーブルも付属しています。
(片側が普通のUSB(オス、PC用)で、もう一方がmini-BのUSB(オス、AT3S0用)
  になってる汎用品)

AT3S0にはmicro HDMI出力もありますから、その規格のケーブルで繋げば
大画面テレビに表示させる事も出来ます。

その他の用途としては、電子書籍を音読できますから、
お子様への読み聞かせにも使えます。
(一部、音読に対応してない書籍もあります)

メーカー公式ページの「おすすめポイント」にある
東芝テレビ・レコーダとの連携ですが、
テレビ・レコーダの最新機種が必要になる点、
そのレコーダの動作が未だ安定しない点は要注意です。(←2011/12/13加筆)

Android共通の問題になりますが、対応アプリの質と量はiPad2に敵いません。
Android勢もこの1年程で追い上げましたが、
・OSが機種ごとの違いを吸収してくれない
・Androidアプリでは課金が難しい
などの理由で既に、開発者離れが始まっています。

AndroidもiPad2(のiOS 4)もWindowsと違って、
基本的に1つのアプリが画面を占有するシングルウィンドウOSです。
だからこそ、高スペックを要求される事もなく、バッテリーも持つ訳ですが。

AT3S0は今の所、3G無線を搭載しません。
ご家庭でバッファローの無線LAN親機をお使いでしたら、
Android版設定ソフト「AOSS for Android」を無料ダウンロードしましょう。

出先では以下の様なモバイル・ルータを使うのが一般的です。
(WiMAX接続エリアは要確認です)

東芝PC、タブレットの場合、
「購入して何年経っても」「使用相談が」無料です。
海外の激安メーカー製と違って、
ユーザが陥り易い問題点を予め潰してある
と言い換えても良いでしょう。