2012年7月1日日曜日

東芝 dynabook REGZA PC D732(23型)

(画面フレームのカラバリは黒・赤・白です)

画面裏にPCパーツを格納する一体型PC(以下、ボードPCと記述)です。

画面のワイド化(横縦比16:9)が定着した現在、
持ち運べるノートPC(家の中だけでも17.3型が限度でしょう)では
一覧性(フルHD)と視認性〔ドットピッチ0.2ミリ以上〕を両立しませんから、
決まった場所で使うならボードPCもアリでしょう。

フルHD液晶を搭載するボードPCには

NEC VALUESTAR N 21.5型
富士通 ESPRIMO FH 23型
富士通 ESPRIMO FH 21.5型
SONY VAIO L(24型)
SONY VAIO J(21.5型)

等があり、このD732は、
と違って画面を正面から見る必要こそありますが、〔TNパネル〕
(画面はある程度なら、下向きにも調整可能です)
排熱・静音性という誰もが無視しようのない消去法で残る数少ないボードPCです。

まずは冷却ファン音が気になります。
や、なんちゃってボードPCのVALUESTAR Wでさえ、
画面にまで内部の熱が伝わる事、
の画面下半分に至っては危険すら感じる高温である事などは、
負荷かかってない店頭ですら確認が出来る程です。

対するD732なら、
上位構成〔4コアCPU〕である程度の負荷かけても画面は冷たいままですから、
に比べ経年劣化が少ないであろう事は容易に推測できます。

D732のパーツ構成はボードPCとして標準的ですが、
〔CPU周りが低発熱のノート用で電源も外付。HDDはデスクトップ用3.5"。〕
性能的にも、3Dゲームやらない一般人には充分です。

とD732はTV録画が「PCとしては比較的」安定してますが、
D732は三菱の光沢液晶モニタ辺りと比べても画面の写り込みが少なく、
フラットパネル採用のより輝度抑えて使える分、目も疲れません
(D732は全モデル、Office Home and Business 2010付属です)

既に東芝製品を使用してる方にとっては、
レグザの外付HDDや東芝レコーダ(外付HDD含む)にある番組(TS形式)
〔DLNAを利用する事で〕、D732で視聴したり、
(ブルーレイ内蔵のD732なら)高画質のまま記録できるのも見逃せません。

D732は無線LAN装備ですが、上記操作には有線推奨です。
レグザやレコーダ側は、ここ3,4年の主力機種なら対応してる模様です。
(詳しい対応はメーカー公式ページで確認して下さい)

D732本体では内蔵HDDに、
地デジ無劣化を最大256時間ぶん録画できます。〔容量2TB〕
(2013年2月追伸:春モデルの容量3TBモデルは最大383時間で、
  直販には1TBモデルも追加されました)

ただし東芝PCでは今の所、内蔵HDDに録画した地デジ動画を、
カット編集したり、
外付HDDに移動 / コピーする事が出来ませんから要注意です。
外付HDDに録画場所を指定⇒視聴なら出来ます。
(2013年2月追伸:春モデルからはTV視聴ソフトが変わり、
  チャプターを使った簡易編集機能が追加されました。)

D732にはUSB3.0 x 4ポートがあり、上記用途に利用する事も出来ます。一方、
IEEE1394も拡張カードスロットも無いのでビデオカメラとの接続には要注意です。

D732にはHDMI入力とD4映像入力の端子があるので、
ゲーム機やAV機器のモニタとしても使えます
光沢液晶で発色も自然ですから、
動画鑑賞から画像編集(印刷用除く)にまで重宝するでしょう。

DVDや「.wmv」の動画ファイルなら、
テレビのレグザで好評のくっきり表示「超解像技術レゾリューションプラス」
も使えます。

マウス、キーボード、付属のTVリモコンによる操作に加え、
東芝製アプリやWindowsフォトビューアでは
音声やハンドジェスチャによる操作にも対応しています。(てぶらナビ)

D732のラインナップですが、上位モデルから順に

Core i7+ブルーレイ+W録(地上・BS・CS)+今スグTV+サブウーファ+Adobe
Core i7+ブルーレイ+W録(地上・BS・CS)
Core i5+DVD+シングルチューナ(録画可・地上のみ)

となっています。(2013年2月追伸:春モデルはCore i7のみです)

動画編集するならをお勧めしますが、
そうでないなら性能的にはでも充分です。

内蔵ブルーレイはディスク1枚に地デジ無劣化を12時間分保存できるBDXL対応です。

「今スグTV」はPCオフから5秒でテレビが見られ、
録画する時にだけPCが起動します。

東芝PCの場合、
「購入して何年経っても」「使用相談が」無料です。
海外の激安メーカー製と違って、
ユーザが陥り易い問題点を予め潰してある
と言い換えても良いでしょう。

東芝製品はモデル末期の値崩れが大きく、
PCは年3回のモデルチェンジ時期が狙い目です。