2013年5月10日金曜日
ThinkPad Helix
【この機種の立ち位置】
Win8を快適動作させられる最小・最軽量タブレットです。
(投稿時。11.6型でNFC+デジタイザペン収納時835グラム)
フルHD画面ですから表示領域も広大です。
デジタイザペン対応モデルにはペンが付属し、
256段階の筆圧を検知します。
付属のキーボードドック使えば、
・「ノートブック」(フルパワー)
・動画鑑賞でキーボードが邪魔しない「スタンド」(表裏逆にドッキング。中パワー)
・↑で液晶とじた「タブレット+」(中パワー)
の計4スタイルで利用できます。
ドッキングして閉じても厚さは20.4ミリしかなく、(Ultrabook準拠)
計1.65kgです。(上記構成)
【お勧め用途】
光沢液晶で発色自体も充分です。〔IPS液晶+Corningゴリラガラス〕
キーボードは主要キーピッチ19ミリとフルサイズで、
タッチは浅いストロークをクリック感でカバーします。
ThinkPad使いが違和感かんじるのはトラックポイントのボタンが
タッチパッド組み込みになってる点です。
シーソーの様に動くとはいえ操作性での減点は否めません。
トラックポイント操作時にパッド動作を自動停止して誤動作を防止したり、
パッドは指に反応して手の平では反応しない等、頑張ってはいますが。
【その他、特徴】
上記4スタイル全てにおいて、ThinkPad基準の堅牢設計になってます。
画面切り離しは、ロック解除ボタン押して実際に切り離すまで解除状態が続くので、
片手でも出来ます。
(ケンジントンロック引き出してると解除ボタンは押せません)
キーボード側にもバッテリを搭載し、情報収集での持ちは
タブレット単体で6時間ちょっと、キーボード装着で10時間ちょっとです。
〔「省電力」のBBench〕
タブレット、キーボードとも単体で充電可能となっており、
合体時の充電はタブレット⇒キーボード、
合体時のバッテリ消費はキーボード⇒タブレット
の順にやってくれます。
キーボードのバッテリでタブレットを充電しながら使う事も出来ます。
【この機種の注意点】
排熱能力に合わせて、上記の様に4スタイルで処理性能も変わります。
冷却ファンはタブレット側に1基、キーボード側に2基付いてますが、
3基使う「ノートブック」でも、情報収集やテキスト作業程度で騒音は聞こえません。
それら用途や動画再生程度なら、
1基しか使わないタブレット単体でも体感性能は変わりません。
ThinkPadの排熱性能を以ってしても、
Ultrabookで本格的な動画編集や3Dゲームをやるべきではありません。
〔高負荷連続ではタブレット背面が60℃超える事も〕
180度ディスプレイ開くのが当たり前のThinkPadですが、
この機種の「ノートブック」では125度が限界です。
バッテリは内蔵式ですが、
保守マニュアルにはタブレット・キーボードドック両方のバッテリ交換手順が載ってますし、
バッテリパックも他の部品同様、買える様になるでしょう。
(バッテリ診断ツールで不具合が確認され保証期間中なら1回は無償交換してくれます)
GPSは非搭載です。
【拡張性】
タブレット側にUSB 2.0×1ポート(接合部の為、ドッキング時は利用不可)、
キーボード側にUSB 3.0×2ポート。
SDカードスロットは無く、有線LANにはUSB接続のアダプタ(別売)を使用します。
センサー類は加速度、電子コンパス、照度、ジャイロ、GPSと揃ってます。
【直販でのお勧めカスタマイズ】
画像編集するならメモリ8GBのバリューパッケージがお勧め。