(裏面はマット塗装です)
10.1型のWindowsタブレットです。
【このカテゴリ共通の特徴】
最小クラスのWindowsPCで、
AndroidやiPadと違ってマルチウィンドウ当たり前、
デスクトップPCと同じアプリが動きます。
(OSはWindows 8 32ビットで、この機種はWin 8 Proも選べます)
タブレットでする一般的用途、例えば
・WEB閲覧
・メールのチェック
・動画再生
・写真の取捨選択
といった処理にストレスはありません。(PDFやエクセルは苦手です)
〔Atom Z2760機は2つのCPUコアで計4スレッドまで同時処理しますが、
1.8GHzはCore i3等のそれとは基準が違いますし、
何と言ってもメモリ2GB固定がネックになる為〕
縦長表示で使えば、掲示板など横幅を必要としないページの一覧性で
ノートPCの殆どを上回りますし、(この機種だと縦1,366ドットになる)
カク付かないフルHD動画も多数あります。
(本体での動画表示は縦最大768ドットで、DVDドライブは内蔵しません)
視野角かせぐ為に画面はIPSパネル採用が一般的で、
発色でもノートPCの多くが敵いません。
これに加えこの機種は、コントラストに優れる光沢液晶を採用し、
最大輝度も充分です。(試用機は450カンデラ)
殆どの機種がBluetooth搭載ですから文書作成には
折り畳みキーボードも利用できます。
情報収集や文書作成でのバッテリ駆動は
殆どの機種が8時間以上で、
この機種も出っ張らない2セルで9.5時間程度です。〔バランス(輝度40%)のBBench〕
一応、断っておきますが、
次の両方を満たす人はこのカテゴリのPCを買ってはいけません。
・これ以外のPCを所有しない
・PCでする用途が決まってない
【当カテゴリにおける、この機種のウリ】
①1,024段階の筆圧を感知し、
3,150円でWacomアクティブスタイラスペンを追加できる
(現時点では使用できるソフトが限られます)
②通常サイズのUSB 2.0、SDXCメモリーカードが使える(後者は高速タイプじゃありません)
③筐体にはマグネシウム合金フレーム、画面にはタッチ感度にも定評あるゴリラガラス
④バッテリ交換可能で、2セルなら3,979円で買える
(4セルは背面が5ミリ出っ張り、重量も150グラム増えるので実用的じゃない)
⑤マイクロUSB使ってモバイルブースターから充電可能
⑥本体価格5万円前後~
⑦落下・水漏れ・雷対応の1年保証が2,100円で付けられる
【その他、特徴】
重さ658グラム、厚さ10.5~13.4ミリです。
このカテゴリだと一般的に冷却ファンはありませんが、
この機種は筐体薄型化に無理がない事もあり、
筐体表面も高性能スマホ程には熱くなりません。
【注意点】
下位モデルの「essentials」は①、④、⑤に対応しません。
価格差から言ってもお勧め出来ません。
本体のデータ容量は64GBですから〔ランダムアクセスはHDDよりマシって程度〕
SDカードで補って下さい。
【装備】
ステレオ・スピーカーの音質はそこそこですが、
両手もちの位置にあるのが難点です。
GPS搭載ですし、カメラも一応、両面に付いてます。
ドッキングステーションも別売されますが、
このカテゴリの処理性能を考慮すると、
別PC買う足しにした方が良さそうです。