2013年2月23日土曜日

DELL Latitude 10(標準モデル)

(裏面はマット塗装です)

10.1型のWindowsタブレットです。

【このカテゴリ共通の特徴】

最小クラスのWindowsPCで、
AndroidやiPadと違ってマルチウィンドウ当たり前、
デスクトップPCと同じアプリが動きます
(OSはWindows 8 32ビットで、この機種はWin 8 Proも選べます)

タブレットでする一般的用途、例えば

WEB閲覧
メールのチェック
動画再生
写真の取捨選択

といった処理にストレスはありません。(PDFやエクセルは苦手です)
〔Atom Z2760機は2つのCPUコアで計4スレッドまで同時処理しますが、
  1.8GHzはCore i3等のそれとは基準が違いますし、
  何と言ってもメモリ2GB固定がネックになる為〕

縦長表示で使えば、掲示板など横幅を必要としないページの一覧性で
ノートPCの殆どを上回りますし、(この機種だと縦1,366ドットになる)
カク付かないフルHD動画も多数あります。
(本体での動画表示は縦最大768ドットで、DVDドライブは内蔵しません)

視野角かせぐ為に画面はIPSパネル採用が一般的で、
発色でもノートPCの多くが敵いません
これに加えこの機種は、コントラストに優れる光沢液晶を採用し、
最大輝度も充分です。(試用機は450カンデラ)

殆どの機種がBluetooth搭載ですから文書作成には
折り畳みキーボードも利用できます。

情報収集や文書作成でのバッテリ駆動は
殆どの機種が8時間以上で、
この機種も出っ張らない2セルで9.5時間程度です。〔バランス(輝度40%)のBBench〕

一応、断っておきますが、
次の両方を満たす人はこのカテゴリのPCを買ってはいけません。

・これ以外のPCを所有しない
・PCでする用途が決まってない

【当カテゴリにおける、この機種のウリ】

1,024段階の筆圧を感知し、
  3,150円でWacomアクティブスタイラスペンを追加できる
  (現時点では使用できるソフトが限られます)

通常サイズのUSB 2.0、SDXCメモリーカードが使える(後者は高速タイプじゃありません)

③筐体にはマグネシウム合金フレーム、画面にはタッチ感度にも定評あるゴリラガラス

バッテリ交換可能で、2セルなら3,979円で買える
  (4セルは背面が5ミリ出っ張り、重量も150グラム増えるので実用的じゃない)

⑤マイクロUSB使ってモバイルブースターから充電可能

⑥本体価格5万円前後~

⑦落下・水漏れ・雷対応の1年保証が2,100円で付けられる

【その他、特徴】

重さ658グラム、厚さ10.5~13.4ミリです。

このカテゴリだと一般的に冷却ファンはありませんが、
この機種は筐体薄型化に無理がない事もあり、
筐体表面も高性能スマホ程には熱くなりません。

【注意点】

下位モデルの「essentials」は①、④、⑤に対応しません。
価格差から言ってもお勧め出来ません。

本体のデータ容量は64GBですから〔ランダムアクセスはHDDよりマシって程度〕
SDカードで補って下さい。

【装備】

ステレオ・スピーカーの音質はそこそこですが、
両手もちの位置にあるのが難点です。

GPS搭載ですし、カメラも一応、両面に付いてます。

ドッキングステーションも別売されますが、
このカテゴリの処理性能を考慮すると、
別PC買う足しにした方が良さそうです。