2012年10月10日水曜日

Google Nexus 7

(裏面はラバー塗装です)

シーンによってはモバイルPCにも負けない一覧性の良さ(1,280 x 800ドット)
片手で「握れる」ギリギリの画面サイズ(7型、本体340グラム)
HD動画9時間を謳うバッテリ駆動(情報収集ならこの程度ホントに持ちます)

が特徴のAndroid 4.1タブレット(ASUS製)です。

この画面サイズには国内メーカー製ですと
通話・LTEにまで対応して249グラムというMEDIAS TAB UL N-08D(docomo)がありますが、
Nexus 7は本体価格2万円きるなど導入のし易さが魅力です。
無駄ソフトも入ってませんから自分好みにカスタマイズ出来ます。

まずですが、本体を90度回転させると画面の縦横が自動で切り替わりますから、
縦長表示なら、掲示板など幅を要しないページでの一覧性は抜群です!
(卓上PCの様な横長表示に関してはコチラを参考にして下さい)

AndroidもiPhone 5(のiOS 6)もWindowsと違って、
基本的には1つのアプリが画面を占有するシングルウィンドウOSですが、
AndroidならOverSkreen (floating browser)使えば
ブラウザをマルチウィンドウで開けます
(MoboPlayer使えば動画アプリも別ウィンドウで開けます)
※:投稿時点ではAndroid 4.0.3までしか動作保証されてません

ブラウザ動作するテキストエディタもありますから、
情報収集⇒エディタへコピペといった使い方もスムーズです。

ちなみにAndroidなら、天気やら電子メールやらフェイスブックの更新そのものを
ホーム画面で確認する事も出来ます。
iPhone 5(のiOS 6)のホームではアイコン表示がやっとです。

サイズに関するはタブレットの多くが採用する10.1型1,280 x 800ドットに比べて
100%表示が小さくなる事を意味しますが、〔ドットピッチ0.118ミリ〕
実際にはこれより画面を大きくする必然性がありません。

これより画面が高精細なノートPCも過去にありましたし、〔VAIO Pは0.114ミリ〕
キーボードに手を置く事で画面との距離が決まってしまうノートと違い、
タブレットは老眼であっても画面を近付ければ済む話です。
(実際、HD画面のスマホはNexus 7より1.5倍前後も高精細です)

なにしろ、
Nexus 7と、9.4型のXperia Tablet Sとを持ち比べて頂ければ、
普段片手で持つタブレットを9.4型以上にする事が如何に不自然かは解るハズです。

Nexus 7の画面の発色は良く言えば自然で、斜めから覗いても色変化しませんし、
野外での視認性にも問題ありません。〔IPSでは視野角せまい方〕
出先で動画みたり画像の取捨選択する程度には充分つかえるでしょう。
(REGZA Tablet AT570やGALAXYが採用する有機EL画面と違って、
  画面が焼き付く心配もありません。Nexus 7に背面カメラは付いてません。)

コーニング社製ガラスは傷に強いだけでなく、
タッチ感度が良い事でも評判です。
Nexus 7には、現行スマホに真似できない程の高負荷耐性もあります。
〔クアッドコアなのに筐体表面が40℃以上になり難い〕

Androidなら今や、見れない動画形式の方が少数派ですし、
iPhone 5(のiOS 6)と違って、
(Windowsのマイコンピュータに相当する)ファイル操作ソフトを導入するだけで
Windows共有フォルダにもアクセス出来ます。

Nexus 7はROMが16GBと、(追伸:32GB版は投稿直後に追加済)
本体データ容量すくない上にSDカードスロットもありませんが、
マイクロUSB端子とNexus Media Importer使えば
USBメモリやSDカードの読み込みなら出来ます。〔root不要〕

YoutubeアプリもNexus 7の為に最適化されてます。
(Adobe Flash Playerが必要なサイトにはFirefox使う方法があります)
スピーカやヘッドフォン端子もありますが、
Bluetoothありますから自室では無線スピーカが良いでしょう。

Bluetoothは折りたたみキーボード等にも利用できますが、
GoogleNOWでの音声入力の認識率は高く、
キーボード無しでもかなりのトコまで行けます。

GPS搭載で、Googleマップ使えばカーナビとしても実用に耐えます。

10本指でのマルチタッチに対応し、
ジャイロスコープや加速度などのセンサーで
回転させたり傾けたりの直感的ゲームも楽しめます。
(その他、磁力計も備えます)

Androidはぶっちゃけ、
機種によって使えるアプリ・使えないアプリあったりもする訳ですが、
Nexus 7はそのAndroid作ってるトコのですから流石に汎用性は高いハズです。
(Android 4.1にまで対応するアプリが現時点で豊富とは言いませんが)

Nexus 7は今の所、3G無線を搭載しません。(追伸:3G対応版は2013年2月に追加済)
ご家庭で例えばバッファローの無線LAN親機をお使いでしたら、
Android版設定ソフト「AOSS for Android」を無料ダウンロードしましょう。

出先での通信にはモバイル・ルータやスマホのテザリング機能を使うのが一般的です。

Nexus 7では画面輝度を低めにしてるときバックライトがチラ付く事がありますが、
これはTegra 3の省電力機能「PRISM Display」による仕様で、
イザとなれば無効設定できる位ですからアップデートで改善するでしょう。