2012年10月17日水曜日

EPSON Endeavor PU100S(21.5型)


  【2013年1月追伸】 カスタマイズ拡張版のEndeavor PT100Eが追加されました。
                              言及すべき箇所があるとすれば、
                              PT100Eでは出張修理対応の保証が選べます。【追伸終】

画面裏にPCパーツを格納する一体型PC(以下、ボードPCと記述)で、

一覧性、視認性、目の疲れ難さを兼ね備えたディスプレイ
バッテリ内蔵が選べる等、重要データの取り扱いにも耐える信頼性

が特徴です。ボードPCにしては珍しく、排熱・静音性も問題ありませんし、
メモリ4GBの実用構成でも本体4万円台から購入できます。
〔最小構成のCeleron G550は物理2コア、TB無、HT無、SpeedStep有〕

まずの画面ですが、
・表示領域⇒フルHD
・画素サイズ⇒普及型ノート(15.6型HD)に最も近い
を満たすのがこの21.5型になります。

この画面は下から覗き込む使用には向きませんが、
殆ど写り込まないので輝度おとして使えますし、
ギラツキもありませんから目が疲れません。〔TN非光沢液晶〕

HDMI端子は出力に加えて入力もありますので、
Endeavor PU100Sを別PCのモニタとして使う事も出来ます。
内蔵スピーカーも少なくともノートPCよかマトモな音が出ます。

次にの信頼性ですが

・初期インストールソフトが最小限(ThinkPadなどより更に少ない)
・インテル製グラフィック〔ついでにチップセットも枯れてます〕
・バッテリは情報収集で2時間程度もつ〔BBench〕ので予期せぬ停電にも安心
・初心者にも丁寧と評判のサポート

などが根拠です。
(ついでに言っときますが、アースしてない人は雷なり出したら即、
  PC関連のコンセント抜きましょう。雷ガード効きませんので。)

拡張性はUSB 3.0 x 2ポート、USB 2.0 x 5ポートとある一方、
IEEE1394も拡張カードスロットも無いのでビデオカメラとの接続には要注意です。

カスタマイズのお勧め構成ですが、「CPU」は頑張ってもCore i5が無難です。
〔選別品?の i7とTDP同じですが、グラフィック性能が半減するだけあって低発熱です〕
3Dゲームや動画編集でこれ以上の体感性能を必要とする人なら、
そもそもタワー型PC買った方が幸せになれます。

価格差もありませんから「メモリー」には4GB以上、
ご自分で交換しないなら「HDD」には1TBを選びましょう。
「HDD」の現在庫(投稿時)はいずれもSEAGATE製との事で、
「1TB」で付いてくるST1000DM003は
アクセス速度・低発熱・静音性に優れた「1プラッタHDD」です。
〔HDD使う限りインテルH61チップでも我慢できるでしょう〕

エプソンの場合、ご自分でメモリ増設やHDD交換しただけでは保証は切れませんが、
ユーザサイドでの分解作業にサポートはありませんし、
分解が原因の破損には保証が適用されません。

「光ディスクドライブ」はDVD、Blu-ray(BDXL対応)共にPanasonic製です。
(これら使用時には画面傾斜を60度以上に立てる必要があります)

「無線LAN機能」にはインテル製を選べませんので、
Bluetooth不要ならUSB接続の無線子機を用意する方が無難です。
出っ張り少ない子機ならカバー付端子に収まります。


PCメーカーがサポート体制をウリにするという事は、出荷前の検品体制や、
〔電源周りやコンデンサ、冷却ファンといった〕経年劣化し易いパーツの耐久性
がシッカリしてる事を意味します。
(エプソンはリカバリDVDすら付属です)

Endeavor PU100Sでは迅速サポートに加えて、

・水濡れ・落下にまで対応する3年保証(下図)
・PCなんでもホットライン(最長1年)

などを比較的安く付けられます。