2012年10月17日水曜日

データ保存用にお勧めのPCを解説

大事なデータは小まめにDVDやブルーレイに焼きましょう。
ここではバックアップ間隔の間、データを集中管理するPCを取り扱います。

一般の方がPCを、情報収集用とデータ保存用に分けるキッカケとなり得るのが、
Adobe Flash / Readerの、脆弱性発表から修正パッチ公開までの

タイムラグの長さでしょう。

これらソフトは情報収集には欠かせませんが、
セキュリティ的に怠慢なソフトなのでデータ保存用PCからは削除したいものです。

(Reader削除は「ソフトウェアの追加と削除」で行えますが、
  Flashはコチラが必要になります。)

安定稼動の為には、ビジネスノートの様に、
体験版ソフトの類が最小限しかインストールされてない状態が理想です。

ビジネスノートがそうなってる理由は、
PC資源〔CPU、メモリ、HDDなど〕がユーザーの意図しない処で浪費される
のを防ぐ意図もありますし、それら体験版が、
ユーザー・インストールのソフトと競合を起こす可能性もあるからです。

一方、国内PCメーカーの一般向けPCに体験版が入ってる理由は、
体験版入れたPCを販売すると、そのソフトメーカーから報奨金が入るからで、
利用価値の無いソフトをテンコ盛り状態にする事で、
PCメーカーは結果としてコスト削減を行ってる訳です。

セキュリティソフトはノートン(Endpoint Protection含む)とF-Secureがお勧めです。
現に日本企業採用のスタンダードと言えば、この2つです。
セキュリティソフトの評価機関は紐付きであるのが普通で、
アテになるのはAV-Test.orgなど、極少数に限られます。

バッテリーが付いたノートPC以外では、無停電電源装置(UPS)も必要になります。
突然の停電はPCやデータにダメージを与えますが、
UPSは停電後、一定時間電力を供給し続け、その間にPCを安全終了させます。

データ保存用のPCに凝ったグラフィックは不要です。
Windows 7以降で安定稼動を目指すのであれば、
現状はインテル製グラフィックが無難です。


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