ここではバックアップ間隔の間、データを集中管理するPCを取り扱います。
一般の方がPCを、情報収集用とデータ保存用に分けるキッカケとなり得るのが、
Adobe Flash / Readerの、脆弱性発表から修正パッチ公開までの
タイムラグの長さでしょう。
これらソフトは情報収集には欠かせませんが、
セキュリティ的に怠慢なソフトなのでデータ保存用PCからは削除したいものです。
(Reader削除は「ソフトウェアの追加と削除」で行えますが、
Flashはコチラが必要になります。)
安定稼動の為には、ビジネスノートの様に、
体験版ソフトの類が最小限しかインストールされてない状態が理想です。
ビジネスノートがそうなってる理由は、
PC資源〔CPU、メモリ、HDDなど〕がユーザーの意図しない処で浪費される
のを防ぐ意図もありますし、それら体験版が、
ユーザー・インストールのソフトと競合を起こす可能性もあるからです。
一方、国内PCメーカーの一般向けPCに体験版が入ってる理由は、
体験版入れたPCを販売すると、そのソフトメーカーから報奨金が入るからで、
利用価値の無いソフトをテンコ盛り状態にする事で、
PCメーカーは結果としてコスト削減を行ってる訳です。
セキュリティソフトはノートン(Endpoint Protection含む)とF-Secureがお勧めです。
現に日本企業採用のスタンダードと言えば、この2つです。
セキュリティソフトの評価機関は紐付きであるのが普通で、
アテになるのはAV-Test.orgなど、極少数に限られます。
バッテリーが付いたノートPC以外では、無停電電源装置(UPS)も必要になります。
突然の停電はPCやデータにダメージを与えますが、
UPSは停電後、一定時間電力を供給し続け、その間にPCを安全終了させます。
データ保存用のPCに凝ったグラフィックは不要です。
Windows 7以降で安定稼動を目指すのであれば、
現状はインテル製グラフィックが無難です。カテゴリ選択からご覧の場合には以下に、
この用途のお勧め機種の記事が続きます。