2011年5月8日日曜日

SONY VAIO C フルHD液晶モデル(15.5型)

最終更新:2012年01月25日(春モデル発表を受けて改訂)

フルHDは直販(ソニーストア)専用モデルです。

自然な発色と、驚異の広視野角を誇る液晶〔TNパネルですが〕
3Dゲームに手が届く強力グラフィックと、Win7での安定動作を両立
補償上限・免責金額なしのユーザ過失対応3年保証も安い!
個性あふれる筐体(これについては「VAIO C 14型」の解説ページを参照下さい。)

が特徴のお買い得ノートです。

【ご注意】2012年春ではVAIO F 16.4型フルHD液晶モデルが全て、
    高発熱パーツ〔物理4コアCPU〕採用となってしまいました。これを受けて
    現行VAIO フルHD液晶モデルのお勧めはこのVAIO Cのみになっております。
    パーツの世代交代が予定される4月発表のVAIOに期待しています。【ご注意終わり】

・15型で一覧性に優れたフルHD
・光沢液晶
・同価格帯

であるライバルにはEPSON Endeavor NJ5500Eがありますが、 
の液晶で勝負が付いてしまいそうな程、
VAIO C フルHDには素晴らしいものがあります。

動画みる為の色域〔sRGB〕はVAIOの旗艦、F 3Dに迫る程ですし、
Cは光沢液晶ですから、
メリハリ〔コントラスト〕や艶やかさまで含めればF 3Dをも圧倒する発色です。

C フルHDの画面への写り込みは、有無で言うなら有ですが、VAIO Lや
dynabook Qosmio T851などと違って白画面では気にならない程度ですし、
ギラツキも皆無ですから、
白背景との格闘を余儀なくされるWEB閲覧においては、
下手な非光沢液晶よか目も疲れません

ここ2年程でノート液晶の上下視野角は、狭いのが当たり前になってしまいましたが、
C フルHDは、ほぼ真上といった角度から見ても画面が色変化しません。

NJ5500E共々デスクトップ代替と言える程の性能と排熱・静音性を誇りますが、
フルHDライバル機種の多くがWin7での安定動作に疑問符つくGeForce搭載なのに対し、
VAIO Cで搭載するのはWin7で比較的安定しているRadeon
〔フルHD仕様だとHD 6630M(1GB)、ミドルレンジ〕なのがの根拠です。

(例えばGeForce搭載のASUS N53SV-SZ2410Bでは実際に、アプリと関係ない所で、
  グラフィック関連のメーカー未解決(初回投稿時点)な不具合報告があります。
  ついでですが、ASUS N53SVはキータッチも鬼門です。)

EPSONはサポート対応が良い事で知られてますが、
冷却ファンの作動 / 停止温度が接近し過ぎて
止まったかと思ったらすぐ回り始めるの繰り返しが
最近の機種でも見られるなど、何処か不器用なメーカーです。
(EPSONはノートPCを一から設計してませんから当然ですが)

補償に関してはそれがユーザ / メーカーのどちらに過失があるかで
対応が変わるのが一般的ですが、
重要なのはその「どちらか」という判断はメーカー側が行うという事です。

落下・水濡れにまで対応するメーカー保証で、補償上限・免責金額なしってのは、
富士通の他はソニー直販にしか見当たりませんが、
(<3年ワイド>。だだし、一度の新品交換で保証終了します。)
これだとメーカーはその「どちらか」という判断すら個々に行う必要がありません。

ですから富士通、ソニーに限ってはの保証を付ければ、
メーカーとの間にありがちなトラブルは防げます。

それさえ付けて普段からデータのバックアップを小まめにやっておけば、
ユーザが余程のメーカー依存体質じゃない限り、
EPSONとのサポートの差は埋まるでしょう。

このVAIO C フルHDが、
一般的用途に困らない「Core i3+メモリ4GB」と選択して、
<3年ワイド>付けても、
安心の直販で送料込み6万円台前半の販売実績がある訳ですから最早、
老眼以外の方がホームノート探す場合、他の5万円前後のノートは忘れて結構です。

VAIO Cの拡張性ではUSB3.0がある一方、
IEEE1394も拡張カードスロットも無いのでビデオカメラとの接続には要注意です。
WiMAXも内蔵しません。

キーボードは暗室用にバックライト付も選択できますが、
タッチが悪くなるのでお勧めしません。
(ストロークも、バックライト付が1.7ミリ、無しが2ミリ)

この機種の以下の解説はより踏み込んでいます。
無理して読まなくてもPC選びに支障ありません。〔

VAIO C フルHDは初期設定で

ACアダプタ駆動時⇒Radeon HD 6630M
バッテリー駆動時⇒CPU内蔵

と、グラフィックを使い分けます。
ただしどちらを使うか登録済みのアプリに関しては電源に左右されません。
国産アプリの多くは、必要に応じて登録を各自で行う必要があります。


CPU内蔵を使えるお陰でCore i7、Sバッテリー構成でも、
情報収集、文書作成なら4時間程度バッテリー駆動させられます。
Lバッテリー装着時では筐体後ろ側が高くなります。

排熱・静音性については先程も触れましたが、具体的には、
・冷却ファンが五月蝿いのはRadeonフルパワー時だけ
・室温18℃ならPCに仕事させる事で筐体の何処かを28℃以上にするのは無理
といった具合です。〕