【ご注意】 Celeron プロセッサー B810(1.6GHz)版が追加されましたが、 たった5千円程度の差なら、断然Core i を選択する事をお勧めします。
この価格帯で5千円は大きいかも知れませんが、「出来る事」に差があり過ぎます。
この記事も、Core i を選択した場合を想定してお勧めしています。【ご注意終】
・一般的用途に困らない性能
・パーソナルサイズの14型
・DVDドライブ内蔵
・Expressカードスロットで拡張性もそこそこ
・どちらの機種も直販で4万円台前半~の販売実績あり
が特徴の屋内モバイルです。
最近は4~5万円でCore i 搭載の据置ノートも珍しくありませんが、
そういったノートの多くは、
毎日5時間 x 3年といった使用に耐える設計、部品構成にはなってないと思われます。
(基板〔マザーボード〕、冷却ファンなど)
世界シェア1位メーカーの据置ビジネスノートでさえ、
下位モデルは2年持たない事例が少なくありません。
この価格帯ですと、メーカー交換が必要な部品が出た時点で、
「いっそ買い換えた方が・・」になってしまいます。
そんな中、ThinkPadならL、Eシリーズであっても、
・ユーザー自身で部品交換し易い設計
・「保守マニュアル」公開
・IBMパーツセンターから部品単位での購入が可能
ですから、その経済性はイニシャルコストにとどまりません。
L420 / E420は、排熱・静音性も良好ですから、
故障も起こり難いだろうと推測できます。
L、Eシリーズであっても、
この価格帯の他社よりは筐体がシッカリしてますから、
L420 / E420なら自家用車で持ち運ぶくらいは問題ないでしょう。
この価格帯はメーカー対応に不満を持つ事例が多いのも特徴ですが、
ThinkPadと名が付く以上、サポート担当は日本IBMですし、
(ただし初期不良が「修理対応」になるのは海外メーカーのお約束)
2,100円で「エンハンスト・サポートサービス」に加入しておけば、
購入後1年までの技術サポートも無料で受けられます。
(これは本体購入とは別途に加入できます。)
トラックポイントの真ん中ボタンを使えば、
ホームポジションに手をやったまま画面スクロール出来ますので、
ThinkPadなら狭い表示領域でも情報収集が苦になり難いとも言えます。
L420 / E420の違いでハッキリしてるのは、
L420は
・アメリカ軍用規格をパスした堅牢筐体
・画面のデジタル出力端子がDisplayPort(出力先がHDMIの場合、変換ケーブルが必要)
・Expressカード/54 スロット
E420は
・動画みる用に光沢液晶も選べる。
・赤天板も選べる。
・キーボードが浮石タイプ〔アイソレーション〕
・Expressカード/34 スロット
といった所です。
ただしL420 / E420をお勧めするのは、
あくまで6万円程度までのノートを検討している方に対してです。
少なくとも、ご自分が1日の長時間を共にするPCをお探しなら、
メーカーがクラシックThinkPadと呼ぶX、T、Wシリーズをご検討ください。
仮に本体価格が5万円高くても、
3年使うとして1日あたり50円差を納得できる「道具」ではあるハズです。