2012年12月15日土曜日
東芝 dynabook R822
キーボード必要⇒ノートPCスタイル
不要⇒タブレットスタイル
で使える12.5型Ultrabookです。
(薄さ19.9ミリ。Ultrabookとはインテルによる薄型PC規格で、
R822の様な変形タイプには厚さが20ミリまで認められています。)
ノートPCスタイルではVAIO Duo 11と違って、
ディスプレイ角度も調整できますし、手を置く場所(パームレスト)も確保されてます。
(流石にタッチパッドは狭いです)
タブレットスタイルではLet's note AX2やIdeaPad Yogaと違って、
キーボードを収納できます。
ディスプレイは奥のヒンジ部分までスライドすると起こせる仕組みになってます。
工作精度が高く、左右一方だけ持っても楽々スライドします。
12.5型といっても、
同社13.3型UltrabookのR632と比べて奥行き同じで幅が1センチ大きいですから、
「持ち歩き」には厳しいかも知れません。本体重量は1.49キロですが
底面、パームレスト、ディスプレイ端がラバー塗装で持ち易くなってます。
情報収集でのバッテリ駆動は3時間半程度※で、
バッテリは着脱式じゃありませんがACアダプタは軽量小型です。
※:「バランス(輝度40%)」設定のBBench。「eco(輝度20%)」設定では4時間半。
内部パーツや端子すべてが下半身にあり、
ディスプレイ水平時にタッチパッドを指3本でタップ⇒表示を対面者に向ける
の機能もある訳ですが、水平で画面タッチする下半身が浮いてしまいます。
画面は画素数こそ老眼用ですが、(1,366 x 768ドット)
発色は自然で視野角も広く、〔IPSパネル〕
5点同時タッチとペン入力に対応します。(ペンは別売り)
光沢画面なので指紋は目立ちますが拭き取り易い加工にはなってます。
〔Corning Gorilla Glass 2〕
キーボードはdynabook R632とほぼ同等で、
私的にはタッチ浅すぎてNGですがUltrabookとしては好評を博してます。
キーボードバックライトも内蔵します。
肝心の処理性能ですが、
動画編集や3Dゲームなどしなければストレスありませんし発熱も限定的です。
(熱くなるのは後面の排気口付近)
冷却ファン音は高負荷時でも偶に大きくなる程度です。
ただしメモリ増設が出来ませんから、
外付モニタ繋いで写真編集などするのであれば
直販のメモリ8GBモデルをお勧めします。
(2013年2月追伸:春モデルは店頭もメモリ8GBになりました)
Ultrabookは拡張性が要注意ですが、
R822はUSB3.0 x 2やHDMI出力が標準サイズですからマシな方です。
有線LANにはUSB接続の別売アダプタが必要です。
ソフト面ではAdobe Photoshop Elements 10とPremiere Elements 10が付属します。
直販ではOffice Home and Business 2010の付属しないモデルも選べます。
東芝PCの場合、
「購入して何年経っても」「使用相談が」無料です。
海外の激安メーカー製と違って、
「ユーザが陥り易い問題点を予め潰してある」
と言い換えても良いでしょう。
東芝デスクトップアプリメニュー使えば
Win 8スタイルUI経由せずにソフトを起動できますから、
OS移行もスムーズです。
東芝製品はモデル末期の値崩れが大きく、
PCは年3回のモデルチェンジ時期が狙い目です。