現行Core i ですと、
・Core i7
・Core i5・Core i3-3xx0(xは任意の数字)
のいずれかである必要があります。
〔すなわち、第2世代以降のCore i なら2コア以上で実際に2GHz動作可能なもの。
主要機種に採用例の無い例外は無視しました。〕
裏でセキュリティソフトが動いたりするでしょうから、
出来れば余裕も欲しい処です。
【ご注意】ロジクールの最新WEBカメラ、HD Pro Webcam C920には
1080pと720p通話専用の処理装置〔H.264エンコーダ〕が搭載されてます。
これにより上記より性能の低いPCでの快適通話が可能になりました。
両側にこのWebcam C920を用意、双方向でLogicool Vid 720p通話できる環境を構築し、
試しに片側で性能の低いCore 2 Duo SU9400(1.4GHz)ノート使って検証した結果、
そのノートで720p画質を安定受信する事は出来ましたが、
相手側に720p画質を送信する事は出来ませんでした。【ご注意終】
カテゴリ選択からご覧の場合には、この記事に続いて、
この用途のお勧め機種の記事が幾つか来ます。
「エンコードって何?」って方は、
この記事の以下の記述は読み飛ばして結構です。
ここからはある程度、CPUの知識がある方を想定します。
エンコにはリアルタイムで行うものと、そうでないものがあります。
前者には
①テレビ電話のLogicool Vid HD、高画質Skype
②実況配信のUstream
③地デジの圧縮録画
など、後者には一般的な動画編集などが挙げられます。
リアルタイムで行うエンコで、CPU性能が不足しますと、
映像が途切れたり、画質が劣化したりします。
一方、リアルタイム要求の無いエンコは、
CPU性能が半分になっても、1時間で済む処理が2時間掛かるだけです。
動画編集と言っても、
・DVDISOのチャプター
・AVIファイルのキーフレーム間
・TS動画の再生区間
をそのままの画質で切り出すだけなら、そもそもエンコは不要です。
「地デジにお勧めのPCを解説」で詳しく触れますが、
③はそもそも、地デジ録画をPCにさせる事に賛成しません。
したがって、
・日常的に動画エンコ
・3Dゲームをしたい
って方以外ならメインPCでも、
①の720pテレビ電話の要件に余裕を見る程度の性能で、
当分は困らないと言えそうです。
逆に日常的に動画エンコされる方なら、
「CPUパワーと、それを持続させる為の排熱」こそが命です。
これを快適に行うには、黙ってタワー型PCを選びましょう。
当サイトでも12.5型以下のノートに「デスクトップ並の処理性能」
などと記述する箇所がありますが、これはあくまで「瞬発力」の話です。
お勧め機種も、排熱・静音性に関しては「他のモバイルに比べれば良心的」
という程度でしかなく、間違っても長時間エンコ用のPCに
・12.5型以下のノート
・富士通 LIFEBOOK SH
・東芝 dynabook R731
・SONY VAIO Z(Z2)
・SONY VAIO S(SA、SB)
・ThinkPad X1
・ThinkPad T420s
などを選ばない様、ご注意願います。