2011年6月6日月曜日

東芝 dynabook Satellite B351


最終更新:2011年10月22日(秋冬モデル発表を受けて)

東芝ダイレクト(直販サイト)専用モデルです。
秋冬モデルでは最安構成が大幅に性能ダウンしましたので、
Core i3モデルをお勧めする事にし、
この記事もそれを前提に改訂してあります。

・ごく普通な15.6型光沢液晶
・大抵の用途に困らない性能〔Core i3通常電圧+メモリ4GB〕
・書き込みまで可能なDVDドライブ

を搭載するPC入門用ノートで、
会員価格なら4万円台前半が期待できます。
(入会には個人情報の登録が必要です)

PCってのは他の電化製品と違って、
使ってるウチに用途が変わって来るものです。
ですからまだ用途の定まらないPC初心者さんが選ぶ場合、
「踏み台に出来る程の安さ」は魅力です。

しかも東芝PCの場合、
「購入して何年経っても」「使用相談が」無料です。
海外の激安メーカー製と違って、
ユーザが陥り易い問題点を予め潰してある
と言い換えても良いでしょう。

このB351は液晶のギラツキも無いですし、キータッチも悪くないなど、
安物とはいえノートとしての基本は押さえてます。
業務用としても使える排熱設計もあり、
静かな場所・時間帯には冷却ファンが多少五月蝿く感じるかも知れません。

まぁ写り込みのある液晶ですから、どちらかと言えば動画向けで、
DVDのクッキリ表示機能〔超解像技術〕なんてのまで付いてます。

一方で画面のデジタル出力端子(DisplayPort、HDMI、DVI等)が無いので
要注意です。
最近のモニタはアナログ入力(D-Sub等)での表示品質が
極端に落ちる傾向がありますから、高頻度で外付モニタを繋ぐご予定なら
このB351よりもEPSON Endeavor NY3200Sをお勧めします。


有線の家庭内接続も100BASEまでの対応にとどまりますので、
別の部屋にあるPCやHDD〔NAS〕と大きなファイルをやり取りする場合の
転送速度は限られます。

国内メーカーノートの15.6型と言えば精々ホームモバイルですが、
このB351は重量2.3kgと比較的軽く、
その代わりにバッテリー駆動時間は実質2時間持ちません。