2012年9月29日土曜日

HP ENVY14-3100 SPECTRE


ホビー用途中心にメイン機としても使える薄型ノート(厚さ20ミリ)
上画像4箇所をガラス装飾したこの筐体はインテル公認初の「プレミアムUltrabook」

が特徴です。具体的には、

・13型なみコンパクト筐体に、家使いでも無理のない14型液晶搭載
・外付モニタ無しでも我慢できる表示領域(1,600 x 900ドット)
動画色域〔sRGB〕ほぼカバーする発色でギラツキも無し
キータッチはストロークやクリック感が充分でタワミも少ない
・排気に天板干渉あるが、数分で終わる処理や動画再生なら排熱・静音性に問題なし
・有線LAN、HDMI、Mini DisplayPort装備し、削られた端子が少ない
・イコライザなどでノートにしては音も良く、音量調節はダイヤル式

など、薄型規格のUltrabookで弱点となり易い項目を軒並み克服してるのが根拠です。
(流石にDVDドライブは内蔵しませんし、バッテリ交換は修理扱いです。)

骨格は殆どマグネシウム合金ですが、
・ガラス装飾
・底面ラバー塗装
・ネジが見えないデザイン
など軽さより高級感重視な為、重量は1.79kgあります。

14型はそれ未満よりUltrabookの厚さ規定が緩い訳ですが、
この機種が13型Ultrabookより数ミリ厚いのは、まるまる天板ガラスの分です。
ガラス部分は傷に強いとされてますが、天板は黒背景なので指紋が目立ちます。

バッテリ持ちの目安は480p動画再生で5~6時間、
情報収集で6~7時間です。

ACアダプタもスリムコンパクトですが、
第3のUSB 2.0端子(当然パワーオフ充電対応)が付いておりドック風にも使えます。
ACケーブルは極太ですが、同梱のウォールマウントプラグに差し替えれば
ACアダプタを直接コンセントへ指せます。

液晶の上下視野角は普通に狭く、ディスプレイ開く角度が125度までなので、
膝上で使うのには向きません。

キーボードは、バックライト輝度が3段階あり、
近接センサーで自動点灯させたり、
スリープからの復帰ではゆっくり光るなど凝ってる反面、
英語配列しかありませんから
[Enter]キーが縦2段分になってないのが難点です。

タッチパッドは指の乾き具合でかなり操作性が変わってきます。
パッドの無効/有効は、パッド左上マークのダブルタップで切り替えられます。

高負荷処理ではファン音が大きくなりますが、
回転数の増減も緩やかですから割と気になりません。

SDカードは現在64GBまであるSDXCに対応し、収納しても出っ張りは殆どありません。

イニシャルコスト高めの機種ですが標準で

・メモリ8GB
・容量256GB(128GB x2)のSSD
・Adobe Photoshop Elements 10(有料版)
・Adobe Premiere Elements 10(有料版)
・ノートン・インターネットセキュリティ2012(24ヶ月版)

と入ってますし、スリーブケースやACアダプタ用ポーチも付属します。

ENVYシリーズはサポート窓口も専用(受付時間は月-金が9~21時、土が9~17時)
ですから、全体としては納得価格じゃないでしょうか。