2012年8月18日土曜日

CADにお勧めのPCを解説

その道のプロが仕事で使うPCですから、
可搬性よりも作業の快適性が優先されるべきです。

となれば液晶の表示領域〔解像度〕は、最低でもHD+(1,600 x 900ドット)
出来ればフルHD(1,920 x 1,080)以上欲しい処です。

液晶の表面処理は非光沢を選びましょう。
光沢液晶ですと写り込みに負けない様に、
画面をより明るくしておく必要があり、
その明るさによって目が疲れてしまうからです。

あとはグラフィックに、
NVIDIA Quadro系(OpenGL系)を採用するPCが理想です。
(現行ノートでグラフィックがNVIDIA製なのにGeForce表記がない場合は、
  Quadro系と考えて頂いて結構です。)

3D CADは勿論ですが、さほどグラフィック性能を要求されない2Dでも、
CADソフトの動作検証が行われてるか否かでは安心感が違います。

Quadro系は、同世代のGeForceベースだとよく言われますが、
近年ではハード的にもCAD用に最適化されていますし、
もっと言えばQuadro系の選別落ち(エラー比率の高い個体)
がGeForceに回されている様です。

Quadro系は、モデルナンバーからは性能や世代が判り難いですので、
3D CAD用なら専用メモリが1GB以上というのを目安にしましょう。


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