2013年1月20日日曜日

acer ICONIA W700

【5月追伸】ICONIA W700-2が発表されました。
               主な変更点はデータ容量64GB⇒128GBです。【追伸終】

Windows 8を「快適に」使える最小PC(11.6型タブレット)です。
※TOUGHPADは目的も価格帯も違い過ぎるので除外

950グラムというのは長時間、片手もちで使える重量ではありませんが、(厚さ11.9ミリ)
掲示板なんかも書き込む人は閲覧者の1割いないと言われてますし、
サブPCならキーボード付いてるより少しでも軽く、
直感的操作が出来る方が一般ウケするかもしれません。
Bluetoothありますから必要な時だけ折り畳みキーボードって感じです。

「快適に」は処理性能の事ですが、
富士通 ARROWS Tab辺りと違ってPDFやエクセル読み込みで、もたつく事もありません。
〔Core i3-3217Uのベンチ性能はAtom Z2760の4倍で、この機種はメモリ容量も2倍ある〕

国内メーカーPCみたいに無駄ソフト入ってませんから動作が軽快で、
普通にモバイルする分にはこれ以上の性能は不要です。

【2月追伸】Core i5のICONIA W700Dが追加されました。性能に余裕ある分、
                720pテレビ電話やUstream配信などは快適になると思われます。【追伸終】

情報収集ならバッテリも9時間程度もちますし、〔「バランス」設定のBBench 〕
グラフィック用途では冷却ファン回りますが五月蝿くはなりません。
(バッテリ交換は修理扱いです)

画面は発色が綺麗で視野角も広く、〔IPSパネル〕
10点マルチタッチに対応します。

40型テレビと同じ画素数つめ込んだ高精細な為(ドットピッチ0.134ミリ)
表示が小さ過ぎるって声も多いですが、
爆発的に売れてるNexus 7がドットピッチ0.118ミリですから
正確に言えば「指操作し易いWindowsアプリが少ない」と言うべきでしょう。
これはWin 8の普及と共に時が解決してくれる問題です。
(キーボードに手を置く事で必然的に目との距離が決まってしまうノートPC画面なら、
  確かに設定変更したくなる表示サイズです)

救いはタッチ精度がかなり高いのと、
静電用のペンで先の細い奴なら使い物になるって所です。

筐体は金属製で質感はマット、
底面にはステレオスピーカーも付いてます。

内部データへのアクセスは高速ですが容量が限られてるのと(64GBのSSD)
メモリーカードスロット非搭載ですので、動画は主に無線経由になると思われます。
(本体にUSB 3.0とmicroHDMI出力端子は付いてます)〔無線は非インテル製〕

【2月追伸】W700Dの内部データ容量は128GBと、
                ユーザ領域が3倍以上ありますから少しはマシかと。【追伸終】

センサー類は照度・ジャイロ・加速度・電子コンパス搭載ですが、
GPSはありません。

軽量・薄型のACアダプタの他、スタンドになるドッキングクレードルも付属し、
支えを調整する事で液晶の角度を70度・20度に出来たり縦置きも可能です。

クレードルにはUSB 3.0が3ポートありますが、
これを利用するにはクレードルにACアダプタを接続しておく必要があります。

タブレットは別PC持ってる人が購入するものですから致命傷にならないと思いますが、
このメーカーにハードウェア不具合以外のサポートは期待できません。
これだけの機械が6万円ちょっとで買えるだけで充分リーズナブルと言えるでしょう。